先日、高齢の両親の家事の負担を減らすために、実家用に「ドラム式洗濯乾燥機」を買いました。
購入するにあたり、ドラム式洗濯乾燥機について色々調べました。
今回の記事では、ドラム式洗濯乾燥機を選ぶポイント、それと、購入後のレビューをお送りいたします。
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目次
1.ドラム式洗濯乾燥機を選ぶポイント
・ヒートポンプ式がオススメ!
ドラム式洗濯乾燥機を買う一番大きな理由は、「洗濯だけでなく乾燥までできる」ことだと思います。
つまり、乾燥機能が重要なポイントになります。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能には、「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の2種類があります。
ヒーター式の特徴
「ヒーター式」は乾燥温度が高く、ドライヤーで乾かすようなイメージです。
高温で乾かすため電気代が掛かり、ヒートポンプ式に比べて、服に痛みや縮みが出やすいです。
本体価格に関しては、ヒートポンプ式より、ヒーター式の方が安いことが多いです。
ヒートポンプ式の特徴
「ヒートポンプ式」は、洗濯機の中を除湿して低音・低コストで乾燥します。
除湿機で乾かすイメージです。
ヒートポンプ式のメリットとしては
・低温で乾燥させるため電気代が安いこと
・服の痛みや縮みが少ないところ
逆にデメリットとしては、ヒーター式より、本体価格が高い物が多いことです。
「縦型の洗濯乾燥機」について
縦型の洗濯乾燥機もありますが、縦型の洗濯乾燥機にヒートポンプ式は無く、乾燥機能はヒーター式なうえ、形状的にもドラム式より乾燥機として向いていないため、縦型の洗濯乾燥機は個人的にはお勧めしません。
・「液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能付き」がオススメ
今回、実家用に買った機種は「液体洗剤・柔軟剤 自動投入 機能」を搭載しています。
買った機種は「日立 ビッグドラム BD-SX110FL」という機種です。
この機種の「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」用のタンクの容量が、液体洗剤が最大1,000mL、柔軟剤が最大700mLで、1回の標準投入量(水量30Lあたりの)が10mLずつとなっています。
タンクに液体洗剤や柔軟剤を入れておけば、かなりの回数を自動投入してくれます。
※洗濯物の量や材質により回数は変わります
通常、柔軟剤は洗濯の途中で入れなければいけませんが、それも、自動で入れてくれます。
あと、もう一つのメリットとしては、液体洗剤や柔軟剤をタンクに一気に入れますので、最初から詰め替え用の液体洗剤や柔軟剤を使うことができます。
そして、残量が少なくなったらLEDライトが点滅して補充のお知らせをしてくれます。
詰め替え用で、再度、直接補充ができますので、液体洗剤や柔軟剤が詰め替え用で済みますので、費用を節約することができます。
2.購入前の準備
・置き場所のサイズ
購入前の準備ですが、事前に設置場所のサイズ計測をしておきましょう。
ドラム式洗濯乾燥機を買って、自宅に届いた後で、サイズ的に置けないとなったら、かなり面倒です。
幅・奥行きといった、置き場所のサイズは必ず測っておきましょう。
・洗濯パンのサイズ
洗濯パンとは洗濯機の下にある、プラスチック製の板のような物です。
今回買ったドラム式洗濯乾燥機は、洗濯パンよりサイズが大きいと思っていましたが、洗濯乾燥機には脚が付いていて、洗濯乾燥機の脚は、洗濯パンに収まる位置に付いていたので無事に設置できました。
とりあえず、洗濯パンのサイズも測っておきましょう。
・水道の蛇口の高さ
洗濯乾燥機に高さに対して、水道の蛇口の高さが足りないと、洗濯乾燥機を設置できないことがあるそうです。
水道の蛇口の高さも必ず測っておきましょう。
・設置場所までの導線の幅
まれに、洗濯乾燥機の設置場所のサイズは問題ないけど、設置場所までの導線が狭くて搬入できないことがあるそうです。
測定できる方は、設置場所までの導線の幅も測っておきましょう。
3.購入後の設定と操作
現在、ドラム式洗濯乾燥機は、機能が非常に多く、説明書や操作パネルを見ると操作がすごく難しそうに見えます。
しかし、基本的な操作自体は簡単です。
ただ、高齢者や、電化製品の操作が苦手な人の場合は、操作パネルや説明書を見て「こんなの操作できない」と拒否反応を起こしてしまう可能性があります。
そういう人には基本設定はしてあげて
操作方法を教えてあげた方が問題なく操作ができると思います
4.購入後の感想
・買ったら、むちゃくちゃ楽!
購入後の感想ですが、ドラム式洗濯乾燥機を買ったら、ハッキリ言ってむちゃくちゃ楽です。
※注:個人の感想です
・導入するメリットは非常に大きい
洗濯は、洗濯機を回すこと自体は大した作業ではありませんが、やはり、干したり取り込んだりという作業が大変です。
それと、外で干したら夏は暑くて冬は寒いですし、あと、天気の心配もしなければいけません。
室内で干したら、なかなか乾かなかったり、部屋中が洗濯物だらけになって鬱陶しかったりします。
ドラム式洗濯乾燥機を導入するメリットは、非常に大きいと思います。
家族の多い方や、私のように汗かきで洗濯物の多い方は、特にオススメです。
5.使用時の注意点
洗濯物によっては、乾燥時に縮む可能性があります
ドラム式洗濯乾燥機を購入後、乾燥機にかけたら縮む可能性のある素材のベストがあったのですが、元々サイズ的に小さくなっていたので気にせず洗濯乾燥機にかけたら、やはり縮んでしまい、そのベストは廃棄することになりました。
乾燥機にかけて、縮む可能性のある服を着ることのある方は、いったん、洗濯だけして縮む可能性のある服を取り出してから乾燥機を動かすか、縮む可能性のある洗濯物は別で洗濯するようにしておきましょう。
6.さいごに
「ドラム式洗濯乾燥機」を買う事によって大幅に家事の負担を減らすことができます。
家事の負担を減らしたい方は、購入を検討する価値はあると思います。
ちなみに私自身はドラム式洗濯乾燥機を導入したいのですが、住んでるマンションが狭くて設置スペースがないので、しばらくは「ハイアールの2万円の洗濯機」を継続使用する予定です(笑)