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会計ソフトで青色申告 その2.青色申告用会計ソフトの種類と特徴

今回は前回の記事[会計ソフトで青色申告 その1.青色申告のメリット]の続きで、青色申告用会計ソフトの種類や特徴について書きたいと思います。




1.青色申告用会計ソフト

1-1 クラウド型

現在主流になっているのが、クラウド型の青色申告用会計ソフトです。

クラウド型の特徴は、インストールが不要で、IDとパスワードでログインし使用するため、複数のパソコンやタブレットやスマホからも入力できます(ソフトにより多少異なる)

イメージとしてはGmailやヤフーメールみたいな感じです。

主流なのは、下記の3社です。

【会計ソフトfreee(フリー)】

やよいの青色申告オンライン

MFクラウド

この3つソフトの中で、スマホだけで確定申告書作成までできるのはfreeeだけです。

スマホは得意だけど、パソコンは苦手という方はfreeeがいいかもしれません。

他の2社は、パソコンありが前提になっています。

もちろんfreeeも、パソコン入力できる時はパソコン入力した方が作業は早いと思います。

それと、freeeで一つ気になったのが、やよいの青色申告オンラインとMFクラウドは、電話での購入前の事前相談窓口があったのですが、freeeだけ電話での事前相談窓口がなく問い合わせフォームだけだったので、個人的にはサービス面での不安を感じました。

1-2 インストール型

クラウド型が出る前からあるのがインストール型で、私も現在インストール型を使っています。(独立時点ではクラウド型は出ていませんでした。)

パッケージ購入かダウンロード購入し、パソコンにインストールしてパソコンで使います。

年に1回のバージョンアップが必要なため、1回買ったらそれで終わりというわけではなく、年1回のバージョンアップごとに費用はかかります。

私が使用しているのがやよいの青色申告です。

他には、みんなの青色申告や、やるぞ青色申告が有名です。

私が使用しているやよいの青色申告のインストール型は、1ユーザーという条件でパソコンで2台まで使用できます。 *例:事務所のパソコンと自宅のパソコンにインストールなど

やよいの青色申告のインストール版には、安心保守サポートという有料のカスタマーサービスがあります。

操作方法がわからなくて作業が止まってしまうことが結構あるので、電話サポートのあるベーシックプランかトータルプランに加入されることをお勧めします。

インストール型のデメリット

インストール型のデメリットですが、操作できるのがパソコンのみの点と、使えるパソコン数が少ない点や、パソコンを買い換えた時に、ソフトの移動が面倒といったところがデメリットだと思います。

1-3 クラウド型とインストール型の操作性の違い

私はインストール型からクラウド型への移行を検討していたので、やよいの青色申告にインストール型とクラウド型の操作性の違いを問い合わせたところ、クラウド型はインストール型に比べて操作画面などが大幅に簡略化されいて、操作が簡単なのはクラウド型、多機能なのがインストール型という返答がありました。

操作が簡単なのがいいか、多機能なのがいいかという点は難しいところですが、操作が簡単な方が最初は楽ですが、多機能な方が慣れたら便利というのが私個人の意見です。

とりあえず私は、しばらくはインストール型を使おうと思っています。

2.簿記の知識があった方が使いやすい

青色申告用会計ソフトは、簿記の知識がなくても操作ができるようになっていますが、やはり簿記の知識がないと「これは一体なんなんだ?」となってしまうことが結構ありますので、簿記の知識があった方が操作はスムーズです。

私自身も簿記の知識が無かったため、簿記を独学で勉強できる、簿記3級 無料学習サイトというサイトで、簿記の基礎的な知識を勉強しました。

大変わかりすいサイトで、独学でもスムーズに楽しく勉強できます。

私自身は資格取得が目的ではなかったため、パソコンで帳簿を付けた場合は無関係な箇所の勉強はしませんでしたが、このサイトなら簿記3級も問題なく取れると思います

簿記の基礎的な勉強をしてからは、会計ソフトの記帳が大幅にスムーズになりました。

グレカイの顔
簿記の知識がなくても会計ソフトは使えるけど、
多少の知識はあった方がスムーズに作業できるぜ!

3.まとめ

私自身も青色申告をしてますが、青色申告のメリットは大変大きいです。

手書きで複式簿記の帳簿を付けたらとんでもない労力がかかりますが、現在は青色申告用会計ソフトが沢山出ていますので、白色申告の方やこれから開業される方は、自分に合った会計ソフトを選んで、会計ソフトを使っての青色申告を検討してみてはと思います。



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