私は去年、初めてがん検診を受けました。※去年の結果は大丈夫でした。
そして、1年に1回定期的に受けることにしたので、今年も受けて来ました。
今回は、がん検診の費用や、検診時間なども含めて記事を書きたいと思います。
※私は大阪市在住ですが、住んでいる地域や検診機関により違いがあります。
あらかじめご了承ください。
目次
1.費用
私が受けたがん検診は、大阪市が行っているがん検診です。
行政の行っている検診なので費用は大変安いです。
・胃がん検診 500円
・大腸がん 300円
・肺がん(胸部エックス線検査) 無料(喀痰細胞診検査が必要な方のみ400円)
と3つ受けて、たった800円で済みました。
しかし、私は45歳なので受診できましたが、今回受けた検診は、40歳以上が対象で40歳未満の方は受けられません(子宮頸がん検診、乳がん検診の超音波検査は除く)。
詳しくは大阪市各種検診の一覧をご参照ください。
あと、大阪市のがん検診は区ごとで行っていますが、大阪市民なら自分が住んでいる区以外でも受診できます。
私も、自分が住んでいる区(淀川区)のがん検診の日程と、私の都合が合わなかったので、他の区でがん検診を受けています。
それと、全国の各地方自治体でもがん検診は行っています。
地方自治体が行っているがん検診は、大変安くなっており中には無料の地域もあります。
しかし、残念ながら他の地域も、40歳以上などがんにかかりやすい年代のみが対象となっています。(がんの種類によっては若い人でも受診できる事もあります。)
ガン検診は、行政のサービスを利用せずに受けたら、ある程度の費用はかかります。
あと、同じ箇所(肺・大腸など)でも検診方法によって料金が異なります。
気になる方は、大阪市がん循環器センター・個人でお申し込みを見て、参考にしてみてください。
2.時間
がん検診の所要時間時間ですが、私の場合は3つ(胃・大腸・肺)を受けて、去年は1時間くらいで終わったのですが、今年は少し混んでいたため1時間半くらいかかりました。
といいましても、ほとんど待ち時間で混んでなければ1時間もかからないくらいでした。
3.がん検診を受けて思ったこと
3-1 検診が思ったより簡単だった
がん検診を受ける前は、がんという大病の検診なので、とても大変な検診を想像していました。
しかし、今回私が受けた、胃、大腸、肺のがん検診はどれも非常に簡単でした。
検診内容は、問診、肺がん検診のX線撮影、バリウムによる胃がん検診の3つです。
大腸がん検診は検便の提出だけです。
検診が大変そうだから、がん検診を受けてない方は参考にしていただけたらと思います。
※私が受けていない種類の検診や、検診方法、地域によっては大変な可能性もあります。
あらかじめご了承ください。
3-2 検便が簡単になっていた
私が受けた大腸がんの検診は、検査当日、前日、前々日の3日間の間で、2回分(2日分)の検便を取り、その検便を元に検査をするのですが、私は検便ををするのが去年が約30年振りでした。
30年前の検便といえば、そこそこの量の便を円形の入れ物に自分で入れて、蓋をしなければいけなかったので、自分の便といえど結構苦痛でした。
しかし、検便も30年経って非常に簡単になっていました。
これが検便グッズです↓
左から、説明書、トレールペーパー、検便容器(写真には1つしか写ってませんが、2個=2日分あります)、提出用袋。
まず、トレールペーパーを便器に敷き、そこで排便をします。
次に検便容器の蓋を取り、棒の先端の部分の溝が埋まるくらいに便を取ります。
蓋を容器に戻して閉じ、提出用袋に入れたら検便完了です。
便器に敷いたトレールペーパーは、そのままトイレに流せます。
超イージー ( ゚Д゚)
30年間で検便がこんなに進化しているとは、知らなかったぜ(笑)
3-3 バリウム用の発泡ドリンクが少し気持ち悪い
胃がんの検診で、バリウム用の発泡ドリンクとをバリウム飲むのですが、この発泡ドリンクが少し気持ち悪いです。
私は少し気持ち悪い程度ですが、私の友達はかなり苦手だと言っていたので、人によってはかなり気持ち悪く感じるかもしれません。
あと、発泡ドリンクを飲んだらゲップが出そうになるのですが、ゲップを我慢しなければいけなかったので、それも少ししんどかったです。
3-4 お腹がすく
今回は午前の検診だったのですが、朝から絶食で前日の夕食も軽くという指示があったので、相当お腹がすきました。
午後からの検診の場合は、指示された内容の本当に軽い朝食をとっていいだけなので、もっと大変です。
私は検診が終わってすぐに、会場近くのスシローに行きました(笑)
4.注意点
検診を受ける際は、当日と前日の食事や水分補給に制限があります。
事前に送られたくる注意書きに書いてありますが、会場では注意書きを見てなかったのか、受診キャンセルになっている方がいましたのでご注意ください。
それと、がん検診は検診時の体調や、過去のケガ、病気など、検診を受ける方の体の状態によっては受けてはいけない事があります。
注意書きの確認や、医師と相談が必要な方は医師と相談して、がん検診を受けてはいけない状態で、検診を受けてしまわないように充分に注意しましょう。
5.まとめ
がん検診ですが、40歳以上の方などは、行政のサービスを利用すれば非常に安く受けることができます。
そして、検査も私が受けた範囲での話ですが、がんという大病の検査にしては非常に簡単でした。
がん検診をまだ受けていない方は、受診を検討してみてはと思います。
また、若い方はがんにかかる確率は低いですが、若くしてがんで亡くなっている方も沢山います。
自己負担で検診を受けても、とんでもない額ではないと思いますので、心配な方はがん検診センターや医師などに相談してみてはと思います。