保険

保険の加入前の検討と加入後の見直しをしましょう

今回は、民間の保健(生命保険、民間の医療保険、傷害保険、損害保険)  に関する記事を書きたいと思います。

1.高すぎる保険や、不必要な保険に加入していないかチェックしてみましょう

社会保険に含まれる公的な医療保険(健康保険・市町村国保・健康保険組合・協会けんぽなど。以下「公的医療保険」といいます)は原則として加入が義務ですが、多くの方が加入が義務ではない民間の保険(生命保険や、民間の医療保険、傷害保険、損害保険)にも加入している方が多いと思います。

私自身も民間の医療保険に加入していますし、仕事関係の損害保険にも加入しています。

しかし、民間の保険は、保険会社に利益と経費が出るから存在しているのであって、保険加入者が金銭的に損をする可能性が、圧倒的に高いから成り立っています。

もちろん、民間の保健に加入していて助かる事も多いと思いますが、高すぎる保険に入って生活が圧迫されるのはいい事とは思いませんし、貯蓄に回した方がいいケースも多いと思います。

そして、公的医療保険には、高額療養費制度という制度もあります。

これから民間の保険加に加入を検討している方や、すでに加入している方も、その保険が自身にとって高すぎないか、本当に必要か検討及び見直しすることをお勧めします。

グレカイの顔
友達が保険屋だから、ちょっと言いにくいねえ

2.私の体験談・保険外交員(セールスレディ)に、希望と違う高い保険に入らされた(;'∀')

私が今から8年程前、まだプロレスの試合数が多かった頃、実は借金もあり超絶貧乏でした。

私は試合で怪我をすることより、怪我をして生活が出来なくなることや、借金の返済が出来なくなることが心配だった為、知り合いの紹介で保険外交員(セールスレディ)を紹介してもらい、保険に加入しました。

私は保険外交員(セールスレディ)に、経済的に余裕がないので出来るだけ安い保険にしてほしい事と、私が養っている人はいないので(独身でバツ0、親も私が養っていません)死亡給付金はいらないと伝えました。

そして、入った保険は月額1万5千円程でしたが、そんなもんだと思ってました。

しかしある日、家庭持ちの後輩と仕事をした時、休憩時間に保険の話になりこう言われました。

後輩「えっ、グレカイさん独身で誰も養ってないのに、1万5千円の保険に入っているんですか?  僕は嫁さん子供いますけど6千円くらいの保険に入ってますよ。ちょっと、その保険高いんじゃないですか。」

そして、「保険市場」の無料相談窓口で話をしたら、「グレカイさんが入っている保険は、高額の死亡給付金が遺族に支払われる保険になってますよ。この保険は奥さん子供がいて、子供がまだ小さい人が入るような保険ですよ。」

その後すぐに1万5千円の保険を解約して、死亡給付金の無い5千円弱の医療保険に入り直しました。

紹介してくれた人は好意で紹介してくれたので、保険外交員(セールスレディ)には文句は言いませんでした。

しかしこのように、こちらに知識が無い事をいいことに、希望と違う商品や、高すぎる商品を売ろうとする人は、保険外交員(セールスレディ)に限らずいますので皆様もご注意ください。

3.高額療養費制度も計算にいれましょう

冒頭でも述べましたが、公的医療保険には高額療養費制度があります。

高額療養費制度とは、医療機関の窓口で支払った額が、ひと月で一定の金額(自己負担限度額)を超えた場合に、その超えた部分の金額を支給する制度です。

高額療養費制度さえ利用すれば、支払うのは自己負担限度額だけで済むので、自己負担限度額を超えた部分の金額は、公的医療保険が負担してくれます。

*例:69歳以下で年間所得360万円の人の、ひと月の自己負担上限額額(世帯ごと)=57.600円

つまり、高額療養費制度さえ利用すれば、大きな病気や怪我をしても莫大な治療費が掛かるわけではないのです。

民間の保険に関しては高額療養費制度も計算にいれて、加入及び見直しされる事をお勧めします。

なお、高額療養費制度に関する詳しい事は、前回の記事、高額療養費制度を活用しましょう!や、厚生労働省のサイト高額療養費制度を利用される皆様へというページをご参照ください。

4.私が民間の保険(医療保険と仕事関係の損害保険)に加入している理由

冒頭で書きましたが、私は民間の医療保険と仕事関係の損害保険に加入しています。

民間の保険に否定的な事を先程まで書いていたので、私が民間の保険に加入している理由を説明します。

・ 医療保険

保険外交員(セールスレディ)から契約した1万5千円の保険を、「保険市場」の無料相談窓口で相談して解約を決め、そのまま「保険市場」で5千円弱の医療保険に加入しました。

加入しなおした理由は、当時はプロレスの試合数がまだ多かった事と、保険は入るものだという意識があったため入りましたが、別に入らなくても良かったかなとも思っています。

解約をしない理由は、掛け捨ての医療保険で、支払いが60歳までの終身保障なので、すでに結構な期間の支払いをしているので、今まで払った分が勿体ないので解約をしていません。

・ 仕事関係の損害保険

仕事関係の損害保険は、対人、対物の保険を同じ保険会社で入っています。

年間20万円以上支払いをしていますが、ほとんど使った事はありません。

では、なぜ入っているかと言いますと


1.単に保険として入っている。

建築仕事では、大きな事故や、怪我、物損が発生する可能性があります。

2.保険に入っていないと取引先から信用がなくなる。

保険に入っていないと取引先から信用がなくなりますし、中には取引出来ない会社もあります。
それと、私が取引先に請求する料金に関して高いと言われた時に、「保険代とかも掛かりますので」と言えば、結構引いてくれます(笑)

3.精神的に、余裕を持って仕事をするため。

損害保険に入っていないと、事故が発生した時全額実費になります。
仮に払える範囲の金額であっても、その日の利益の数倍の金額が吹っ飛ぶとなると、結構なプレッシャーになります。
私の経験上、精神的に余裕がある方が事故や怪我は起こりにくいと思います。
精神的に余裕を持って仕事をするためにも、損害保険には加入してします。


以上が、私が民間の保険に加入している理由です。

5.民間の保険に加入する場合、どこで加入したらいいか?

私は保険外交員(セールスレディ)から契約した、1万5千円の保険を解約して、「保険市場」で5千円弱の医療保険に入り直しました。

ちなみに、「保険市場」の無料相談窓口の担当者の対応は、非常に感じが良かったです。

しかし、「保険市場」や、「ほけんの窓口」、「保険見直し本舗」といった「保険無料相談窓口(保険ショップ)」は、その人にとってベストな保険ではなく、売りたい保険を勧めてくるという声もあります。

では、どうやって保険を選んだらいいかと言いますと、一番ベストなのは、保険の知識に詳しくて、なおかつ、どこの保険に入ろうがその人の利益に直接関係ない人に、相談して選ぶのが1番いいと思います。

それが難しい場合は、

・ 自分で徹底的に商品を見比べて選ぶ。

・ 妥協して「保険無料相談窓口(保険ショップ)」で選ぶ。

・ ネットの保険の比較サイトで見比べて選ぶ。

といった所だと思います。

6.まとめ

保険を販売する側は保険のプロですが、加入する側は保険の知識がそれほど詳しくない人の方が多いと思います。

勧められるままに高すぎる保険や、自分に不必要な保険に加入してしまわないように注意が必要だと思います。

それと、高すぎる保険に加入するなら、貯蓄に回した方がいいというのが私の考え方ですが、性格は人それぞれですので、自分で心配性だと思われる方は、安心を買うという意味で高めの保険に入られるのも一つの選択肢だと思います。

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