私は普段は建築関係の仕事を(荷揚げ屋=揚重業)をしています。
建築関係の仕事をしていてキツイ季節と言えば、やっぱり夏です。
夏が暑いのはもちろんですが、作業場所によっては日光の照り返しがあったり、風通しが悪くて熱気が籠ったりして、とんでもない気温になる事が多々あります。
そこで私は、今年、遂に空調服(扇風機内蔵ベスト)を購入しました。
そして、空調服を使い始めてから1ヶ月経ちましたので、空調服を使ってみた感想や、空調服を購入する時や、使用する時の注意点などを記事にしたいと思います。
目次
1.空調服を着用した感想
・涼しい所では空調効果は高いが、すごく暑い所では効果を感じにくい
まず、空調服を着用した感想ですが、最初、空調服を自宅で着用した時はものすごく涼しかったのですが、いざ、現場で着用したら、それほど涼しくなかったので少しガッカリしました。
理由は、涼しい所だと温度の低い風が、空調服の中を循環するので凄く涼しいですが、暑い所だと温度の高い風が空調服の中を循環するので、それほど涼しくは感じません。
ポイント
すごく暑い時はそれほで涼しく感じてなくても、空調服の効果はあるという事になります。
・思ったより破れにくい!
それと、空調服を購入する前に気になっていたのが、作業で空調服が破れるのではないかと心配していました。
しかし、着用して1ヶ月経ちますが今のところ破れていません。
空調服も販売されてからある程度は経っているので、破れにくいように改良されていってるのだと思います。
ポイント
※バッテリー、送風機も単体で買い直せるメーカーが多いと思います。
2.購入時の注意点!
・自分の仕事のあった空調服を選ぶ!
空調服には長袖タイプとベストタイプ、そして、ナイロン素材と綿素材の物があります。
知り合いからは長袖の方が涼しいと言われたのですが、下のシャツを着替えたりする時や、腕章をつけないといけない現場では長袖の空調服だと不便なので、ナイロンのベストタイプの空調服を購入しました。
※ナイロンにしたのは乾くのが早いからという理由です。
私が買った空調服はコレ↓
KURODARUMA(クロダルマ) というメーカーの空調服で、実店舗ならワークマンで取り扱っています。
・部品の買い替えがしやすいメーカーの空調服を選ぶ!
空調服はセット(バッテリー・ファン・服・ケーブル)で販売していますが、各パーツ毎でも販売しているケースが多いと思います。
私は、着用し始めてから3週間ぐらい経った時に、間違ってバッテリーを入れたまま空調服を洗濯機にいれてしまい、バッテリーが動かなくなってしました。
代わりのバッテリーをネットで注文したのですが、発送が5日後で、到着は1週間後でした
幸い洗濯機に入れた(すぐに取り出しましたが)バッテリーが復活してくれたので、空調服無しで1週間を過ごさなくて済みましたが、1度空調服に慣れると、空調服無しだと凄く暑く感じるようになりますので、なるべく交換部品が手に入りやすいメーカーの空調服を購入する事をオススメします。
※空調服の部品は違うメーカーでも互換性があるかは分かりにくいので、同じメーカーの物を購入する事をお勧めします。
3.空調服の使い方
空調服の使用方法は、説明書が付いていますので大体分かるかと思いますが、ファンの取り付け方法が個人的に分かりにくかったので、取り付け方法を載せておきます。
なお、メーカーにより多少異なると思いますので、あらかじめご了承ください。
下の写真が空調服のセットです。
空調服・ファン・バッテリー・ケーブル・充電器があります。
空調服のセット方法ですが、まずファンを両手で回して2つに分割します。
次に空調服の表側からファンの平べったい方(風車が無い方)をはめ込みます。
次に、ファンの出っ張ってる方(風車がある方)を、服の内側から回してはめ込みます。
ケーブルをケーブル通しに通して、ファンは2個ありますので2個ともケーブルのピンを差し込みます。
バッテリーにケーブルのピンを差し込みます。
バッテリーを空調服の内側の、バッテリーを入れるポケットに入れます。
これで空調服のセット完了です。
着用してバッテリーのボタンを長押ししたら、空気が流れ空調服が膨らみます。
空調服の風の強さは、大体4段階ぐらいで調整できます(メーカーにより異なる)。
4.空調服を使用する時の注意点!
・洗濯する時に、バッテリーやファンを外し忘れない!
これは私がやってしまった失敗ですが、空調服を洗濯する時にファン・バッテリー・コードなどを外し忘れないように注意しましょう。
私の知り合いもバッテリーを付けたまま洗濯して、バッテリーをダメにしてしまったそうです。
・空調服のパーツ忘れに注意!
空調服をセットしていない(組んでいない)状態で持って行くと、一部のパーツを忘れてしまう可能性が高いので、空調服はなるべくセットした(組んだ)状態でも持っていきましょう。
5.屋外で長時間作業をする人は、予備のバッテリーを持って行く事をお勧めします
屋外作業(特に直射日光の当たる作業)をする時は、空調服の風量を最大にしても、やはり暑いです。
しかし、空調服は気温が高ければ高いほど電池の減りが早くなるので、屋外で長時間作業をする人は予備のバッテリーを持って行く事をお勧めします。
6.さいごに
私は、今年から空調服を着始めてましたが、すでに空調服無しでは仕事はしたくない状態です。
もちろん、中には空調服が体質的に合わない人もいるかもしれません(私の周りでは見たことは無いですが)。
しかし、値段も以前より安くなっていますので、購入を迷われている方は、試してみる価値は十分にあると思います。
それと、空調服は急激に普及していっているので、これからドンドン性能も上がっていくと思います(*‘∀‘)