昔はホームページ(ウェブサイト:以下ウェブサイトで統一)を作るのは、結構大変でしたが、現在はCMS(コンテンツ管理システム)が普及したおかげで非常に簡単にウェブサイトを作る事ができるようになりました。
ブログもCMSの一種といえます。
私は、自身のサイトWordPress(ワードプレス)で、友人のウェブサイトをJimdo(ジンドゥー)と Wix(ウィックス)で作った事がありますので、WordPress・Jimdo・Wixの使ってみた感想や特徴を、操作の簡単な順から紹介していきたいと思います。
目次
1.Jimdo(ジンドゥー)
・Jimdo(ジンドゥー)とは?
Jimdo(ジンドゥー)でウェブサイトを作るための手続きはアカウントの作成だけですので、気軽にウェブサイトの制作ができます。
※GoogleアカウントやFacebookでも登録できます。
そして、無料版がありますのでサイトを無料で作ることができるうえに、サイト制作・更新する際の操作が非常に簡単です。
htmlやcssといったコードを覚える必要はありません。
・初心者や簡単な方がいい方はJimdo(ジンドゥー)がオススメ
Jimdo・Wix・WordPressを使った中で、ダントツで操作が簡単だったのがJimdoです。
初心者や、とにかく操作が簡単な方がいい方、無料がいい方はJimdoはオススメです。
・Jimdoのデメリット
- 無料版の場合は、サイトの下の方にJimdoの広告が入る。
※広告は下の方にあるので、Wixの無料版(広告が上の方に表示される)よりは目立たないです。 - 無料版の場合はドメインがJimdoのドメインになる。
例 httms://….jindofree.com/ - テンプレートの数が40種類と少ない(Wixは500種類以上)
- 有料プランは安くない。
PROプランで月額945円・年間契約が必要なため年額11,340円で、独自ドメイン『.com .net など』を使用する場合はドメイン代も掛かります。 - 操作が簡単だが、あまりカスタマイズができない。
理由=無料のサイトだといいイメージを持たれない可能性があるからです。
※ある程度大きな組織や法人で、連絡先が携帯電話のみだと印象が悪いのと同じ理由です。
2.Wix(ウィックス)
・Wix(ウィックス)とは?
Wix(ウィックス)もJimdoと同じで、
ウェブサイトを作るための手続きはアカウントの作成だけです。
※GoogleアカウントやFacebookでも登録できます。
そして、無料版がありますので、Wixもウェブサイトを無料で作ることができます。
ポイント
・中級者や、デザインにこだわりたい人はWix(ウィックス)がオススメ
Wixはテンプレートの数も多く、デザインもある程度カスタマイズできますので、デザインにこだわりたいけど無料でウェブサイトを作成したい人や、デザインにはこだわりたいけどワードプレスだと、操作や、サーバー・ドメインの契約や管理が大変だという方はWixがオススメです。
・Wixのデメリット
- 無料版の場合は、サイトの画面上部にWixの広告が入る。
※同じ無料版でも、下の方に広告が表示されるJimdoよりも広告が目立つ。 - 無料版の場合はドメインがWixのドメインになる。
例 httms://….wixsite.com/… - 有料プランが高い。
Wixの有料プランで広告が入らないのはベーシックプランからです。
ベーシックプランは月額900円・年額10,800円ですがデータ容量が3GB、帯域幅が2GBと容量が少なく、一つ上のアドバンスプランは 月額1,300円・年額15,600円するうえに独自ドメイン『.com .netなど』を使用するとドメイン代もかかります。
Wixの有料プランは、Jimdoの有料プランやWordPressでサイトを制作するより割高だと思います。 - 操作がJimdoよりは難しい。
※とにかく簡単な方がいい方はJimdoをオススメします。
3.WordPress(ワードプレス)
・WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)はウェブサイトやブログを作成できる、オープンソース(無償)のソフトです。
非常に利用されているソフトで、企業や公共機関のウェブサイトなどもWordPressで作成している所は多いです。
・費用
WordPress自体はオープンソース(無償)ですが、WordPressを利用するにはレンタルサーバー代とレンタルドメイン代がかかります。
「グレカイ通信」で使っているサーバーは、エックスサーバーのX10プランです。
初期費用 3000円(税別) 12ヶ月契約の利用料金 12,000円(税別)になっています。
2年契約、3年契約だと少し安くなります。
ドメイン進呈キャンペーンをやっている時もありますので、その時に申し込めばレンタルドメイン代は掛からないのでサーバー代だけで済みます。
料金的にエックスサーバーより安いレンタルサーバーもあります。
ただし、機能面で劣る可能性もありますので、料金と機能を照らし合わせて、ご自身の用途に合ったレンタルサーバーを利用されたら良いかと思います。
ポイント
・ある程度パソコンに詳しい方や、ビジネス用のサイトを作りたい方、複数のサイトを運営したい方はWordPressがオススメです。
WordPressでサイトを作る場合はレンタルサーバーの契約が必要ですが、私が契約しているエックスサーバーのX10プランでディスク容量が200GBもあるので、複数のサイトを運営したり、大きなデータを入れるサイトを作成しても、容量いっぱいには中々なりません。
WordPressは利用者が非常に多いので、テーマ(テンプレート)は有料の物も、無料の物のものすごい数があります。
そして、テーマ(テンプレート)をカスタマイズできますので、自分の好みのデザインのサイトを作成できます。
WordPressはある程度はhtmlやcssといったコードの知識がないと使いづらいです。htmlとcssの基礎の部分だけでも勉強しておくと使いやすいです。
・WordPressのデメリット
- 費用が掛かる(レンタルサーバー代+レンタルドメイン代)
※ドメインに無料のレンタルサーバーが付いている場合もありますが、広告が入ったり、機能に制限があったりするので、個人的にはあまりお勧めしません。 - レンタルサーバーやレンタルドメイン、WordPressのダウンロードなどが少し面倒。
凄く面倒というほどではありますが、JimdoやWix、無料のブログなどと比べると面倒です。 - CMS(コンテンツマネジメントシステム)の中では操作が難しい。
ある程度はhtmlとcssの知識とWordPressの知識がないと使いづらいです。
ポイント
4.その他・ブログ
上で紹介した以外にもCMSは多数あります。
なるべく普及しているCMSを利用した方が、分からない事がある時に検索で解決方法が出てきやすいので、普及率の高いCMSを利用することをお勧めします。
それと、単にブログを書くだけでしたらアメブロやライブドアブログなどの無料ブログは操作も簡単なのでいいと思います。
ポイント
5.さいごに
昔に比べてウェブサイト(ホームページ)を作るのは非常に簡単になりました。
現在はツイッターなどのSNSを利用している方は多いですが、ウェブサイトを作成している方は以外と少ないと思います。
SNSだけでなくウェブサイトもあった方が、情報を伝えやすいと思いますので、何か商売をしている方、劇団をやっている方、サークルを運営している方、地下アイドルをやっている方(笑) ウェブサイトの制作を検討してみてはと思います。