この前、別会社の後輩と年齢の話になった時に、こういう会話がありました。
グレカイ「 T君は今、いくつなの?」
T君 「35歳です。」
グレカイ「今年35歳になったの? それとも、今年36歳になるの?」
T君 「僕、遅生まれなんです」
T君 「僕、2月生まれなんです」
という返答が返ってきました。
T君は「早生まれ」という言葉の意味を、間違えて捉えていました。
それと、「早生まれ」という言葉を間違えて捉えている人は意外と多いのです。
目次
1.1月1日~4月1日に生まれた人が早生まれです
まず、「早生まれ」とは、1月1日~4月1日に生まれた人のことをいいます。
逆に、4月2日~12月31日に生まれた人は「遅生まれ」になります。
ちなみに、4月1日が「遅生まれ」に含まれる理由は少しややこしいので、詳しく知りたい方は下記の文部科学省のウェブサイト(ホームページ)の「 4月1日生まれの児童生徒の学年について 」というページをご参照ください。
2.「早生まれ」の意味を間違える人が多い理由!
冒頭でも書いたように「早生まれ」の意味を間違える人は意外と多いです。
具体的に言いますと、同学年内で早い月(4月や5月など) が誕生日の人を早生まれ、遅い月(2月や3月など)が誕生日の人を遅生まれだと思っている人に、何度も会った事があります。
なぜ、このような間違いが起きやすいかというと、同い年の括りを、誕生年ではなく学年で考える人が多いからだと思います。
3.やはり、間違えると恥ずかしい!
「早生まれ」の意味を間違えて捉えている人は結構いますが、「早生まれ」の意味を正しく知っている人の方が多いですし、やはり、言葉を間違えると恥ずかしいので、もし、「早生まれ」の意味を間違えて捉えていた方は、
「1月1日~4月1日生まれが『早生まれ』」と覚えておいてください。
4.「早生まれ」の意味を間違えている人に出会ったら!
もし、「早生まれ」の意味を間違えている人(冒頭のT君のように人)に出会った場合ですが、私は、ある程度親しい人なら間違いを指摘するようにしています。
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」という諺(ことわざ)があるように、「早生まれ」の意味を間違えたままだと、その後も恥をかく事になるからです。
逆に、余り親しくない人や、指摘すると気を悪くしそうな人の場合は指摘をしないようにしています。
5.本来の意味や読み方と間違って定着している言葉もあります
今回は「早生まれ」に関して記事を書きましたが、中には本来の意味や読み方と間違って定着している言葉もあります。
上記のように、間違った意味や読み方が、ある程度浸透している言葉に関しては本来の正しい意味で使うか、間違っていても浸透している意味や読み方で使うか、判断は難しい所だと思います。
私自身は、できるだけ本来の意味や読み方を使用するようにしてしています。
6.さいごに
言葉を間違えて覚えていると、相手は指摘してこなくても、
「この人、こんな言葉もまともに知らないんだ。」
と思われてしまう可能性があります。
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」ですので、できるだけ言葉は正しく覚えるように努力した方がいいと思います。