今回は「生活防衛資金」について記事を書きたいと思います。
生活防衛資金とは何か? 生活防衛資金の目安? 生活防衛資金の必要性、私の体験談などをお話いたします。
目次
1.生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、病気や怪我で働けなくなったり、リストラや、自営業者なら仕事が急にストップするなど、収入が急に途切れた時に生活が破綻しないための資金です。
2.生活防衛資金の目安
生活防衛資金の目安ですが、「生活費何ヶ月分」という計算の仕方をする事が多いです。
「生活費何ヶ月」必要かという点に関しては、色々意見が分かれいます。
もちろん多いに越したことはないですが、私は、公務員やサラリーマンで「生活費半年分」、自営業者は「生活費1年分」は置いておいた方がいいと思います。
あと、車を持っている人は車検代や,子供のいる方は学費といった費用も、生活防衛資金の計算に入れておきましょう。
3.生活防衛資金のメリット
・収入がストップした時の資金!
生活防衛資金を置いておく1番の目的は、「収入が急に途切れた時に生活が破綻しないための資金」という点です。
私自身も、急に収入が途切れた事が何度もありますが、生活防衛資金がなかった時はとても大変でした。
リーマンショックの時は、住込みの派遣労働者の方が派遣切りに遭い、住込みの派遣労働者の方が仕事と住居を同時に失い社会問題になりました。
しかし、生活防衛資金さえあれば急に収入がストップしても、とりあえずは生活ができます。
・生活防衛資金があれば、精神的にすごく楽!
私は以前は生活防衛資金がありませんでしたが、今はある程度の生活防衛資金はあります。
やはり、精神的にすごく楽です。(※これ本当に大事です)
ポイント
余裕がなければ、安い仕事だろうが、やりたくない仕事だろうが、とりあえず働かなければいけません。
私も余裕のない頃は、日雇い労働や単発の人材派遣で、非常に安い金額で働いた事があります。
4.生活防衛資金がなくて困った私の体験談
・腕を骨折した時
私は若い頃から7年前くらいまでずっと貧乏なうえに、長い間借金もあったので、生活防衛資金はありませんでした。
今から15年程前の話ですが、自転車を漕いでいる時に道路にせり出している看板に右手の甲をぶつけて、手の甲を骨折しました(全治1ヵ月でした)。
お金はないですが、家賃(今よりも家賃の高い所に住んでいました)や借金の返済など支払いは結構あったので、目の前が真っ白になりました。
本当はよくないのですが、ギブスの上に黒のサポーターをはめてギブスを隠して仕事をしました(;'∀')
・左肩が全く上がらなくなった時
今から11年前に、プロレスの練習をしていたら左肩が全く上がらなくなりました。
最初は原因が分からなかったので、最初は治るかどうかも分からない状態でした。
だが、そんな状況でも肩の心配より、当座の生活費や、支払いをどうするかで頭が一杯でした。
幸い1週間ほどで肩が少し動くようになり、10日後には何とか(無理して)仕事に復帰しました。
ポイント
・東日本大震災の後、仕事が止まった時
2011年の東日本大震災の後、震災の影響で部品工場が倒壊したりした影響で、1ヵ月ほど仕事が止まった事もありました。
もちろん、被災された方から比べたら大した事ではありません。
ただ、天災などの影響で急に仕事がなくなるリスクは、頭に置いておく必要があると思います。
5.こういう時は生活防衛資金を確認しましょう!
・大きな買い物をする時や、生活レベルを上げる時
家や車など値段の大きな買い物をする時や、今より家賃の高い所に引っ越すなど、生活レベルを上げる時には、生活防衛資金の確認が必要です。
生活防衛資金がない状態で、大きな買い物をしたり、生活レベルを上げてしまうと、その後収入が落ちてしまったら生活が回らなくなる恐れがあります。
・独立や、転職する時!
転職や、独立に関しても、なるべく生活防衛資金がある状態で行うのがベストだと思います。
もちろん、余裕はないけど転職や独立をせざるを得ない場合はあると思います。
ただ、転職や独立はリスクが伴います。
転職や独立に関しては、絶対とは言いませんが、「なるべく」生活防衛資金がある状態で行うことをお勧めします。
6.さいごに
生活防衛資金がなければ、収入が途切れた時に困るだけでなく、経済的な不安を抱えて生活をしなければいけません。
生活防衛資金があれば、急に収入が途切れた時に助かるだけでなく、経済的な不安が少ないので、精神的に穏やかに過ごせます。
色んな点でメリットがあるので、生活防衛資金を置いておく事をオススメします
(*‘∀‘)